3day - 1 21.NOV
 メサヴェルデNP - 2

コロラド・デュランゴの朝。



泊まったモーテルはConfort Inn なかなか広くてきれいだった。朝食付き。
車に乗ると、車の窓に霜が降りていました。寒いはず・・。
さて、メサヴェルデに行く前にSLの写真でも撮ろうかと寒い中踏み切り付近で待つも・・一向に来ず。
駅に行って時間を確かめると、出発は10時・・。ただ今8時・・・。じゃあSL撮影はあきらめて、メサヴェルデに行こうか・・。

少しダウンタウンをぐるっと回って・・いざメサヴェルデナショナルパークへ。

メサヴェルデを朝急いで、ちょっと調べてみるとあんまり褒めている旅行記がみつからなかった。
しょぼいところなのかな・・?でも、仮にも世界遺産なんだし、昨日の景色だけでももう一回見る価値アリなので、さーっと回って
次のモニュメントバレーへ行ってしまおうか、などと話しながら昨日通った山道を登ります。




山の木々たちはすっかり冬支度を終えていました。ゆったりとしたきれいな景色が続きます。




そして、メサヴェルデに到着です。
ここで、国立公園年間パスを買いました。車1台$50で、1年間有効、どの国立公園、国定公園にも入れます。
通常国立公園が車1台$20くらいなので、3箇所以上くらい回ればもとがとれると思います。
今回はもちろんそれ以上訪問する予定なので年間パスがお得です。
そして、やっぱりここの景色はきれいです。さて、さーっと公園内をドライブして、ちょこっと遺跡を見て次へ行こうっと。




ん?何か見えてきた。・・もしかしてあの断崖の中に先住民の住居があるんじゃないでしょうね?・・・ってあるじゃん!すごいじゃん!
なんというか、ありえないところに粘土で作ったようなかわいいおうちがはめ込んであるように見えるのです。

一瞬目を疑う風景です。・・・なんでこれがすごくないの・・?と興奮の私たち。期待してなかった分、余計にすごく見えました。
みづも大大興奮。あのおうち近くで見たーい!と大騒ぎ。しかし、たいしたことないんだとナメてかかってたので、
住居が見れるツアーの時間に間に合わず。(夏場は自由に見れるようです)
上から指をくわえてツアーに参加している人たちを見ていたのでした。



ツアーに参加して、住居を間近で見ている人たち。その大きさからして、摩訶不思議な風景。
しかし、ここで生活していったって嘘だろ・・。ありえない・・。
不便だろーこんなところ。なんで?てのが感想。

この公園自体2000メートル以上の高地。
そこにある大きな断崖の割れ目の「中」。さらにその下は目がくらむ高さです。
ここに住んでいた民族はあるとき忽然と姿を消してしまったそうです。

見所はいろいろありますが、ここはチェイパンサ考古学博物館の近くの
スプルース・ツリー・ハウス。

 




こちらはスクエア・タワー・ハウス。メサヴェルデで最も美しいとされているハウス。
みづのマイ双眼鏡で見ると、小さなリスが遺跡の中を行ったりきたりしていました。
ここは今や、リスや鳥のすみかとなっているようです。それはそれでなんだか、かわいいなぁ・・。




サンポイント。ここはクリフパレス、オークツリーハウスなどの6つの住居遺跡がいっぺんに見渡せるところ。
大きな岩の割れ目に住居がはさまっているようなのもあって、どうやって移動したんだろ・・?と不思議です。↑





↑このように上は木が生えてる普通の台地でしょ。その台地の下の岩の中に住居があって、そこは↑こんな深い谷。
不便なこと、この上なし!って感じ・・。

ああ、おもしろかった。メサヴェルデ。こんなことならもっとゆっくり見たかったね、と未練たらたらで
公園をあとにします。期待せずに行ったのが良かったのかも・・。遺跡も楽しかったけど
やっぱりここは景色もオススメです。

さあ、お次はいよいよ憧れのモニュメントバレーです。風景がそれっぽくなってきました



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