2day 19.OCT
 アンコールワット。

お昼寝から目が覚めて、ホテルのロビーに行ったら、ナーンさんと運転手さんがもう来てた。

ではではさっそくあの憧れのアンコールワットへ!

アンコールワットの入り口です。

入り口で入場券のチェックが必ずあります。

ううう。わくわくするぞお。





ナーガがいました。みづが見つけて大喜び。寝る前に聞かせていたアンコールワットにまつわるお話の中に出てきた7つ頭の蛇です。
あちこちにレリーフがあって、その模様もいちいち細かいです。




ビシュヌ神・・手がいっぱい。そして、西塔門を抜けると・・あの風景。


ここはきっと、心に残る。



ついに来たアンコールワット。


しかし、みづは
ここでも砂遊び。


うーむ。子どもはどこでも変わらないなあ〜(苦笑)。

モニュメントバレーでもコスタリカでもアンコールワットでも目の前にある有名観光物よりも、ひたすら砂です。



アンコールワット中心部
までまた歩きます。

この演出がすごいなあ。



おお・・すごい・・有名でかつこの壮大な風景にしばし感動。



この池とシュガーパームの演出がこれまたあの建物を引き立てており。





参道には野生のサルがたくさんいました。アンコールワットの頭とサル↑。


影の主役シュガーパームくん。

コイツがなければきっとアンコールワットの面白みは
減っていただろうと思う。

めちゃめちゃ背が高いのです。

同じ東南アジアでもカンボジアにしかない
タイやベトナムでは
あまり見られない木なんだそうです。
(でもアユタヤで見たぞ)






第一回廊のレリーフたち。「ラーマーヤナ」のおはなし。本当にこの壁画はすごい。どうやってこんなに巧妙に
石が彫れるのかすんごく不思議。




お坊さんもいた。オレンジの衣装がとってもお似合い。

そして、おもしろいところがありました。↑十字回廊の中にある小さな部屋へナーンさんが誘います。
一見小さな石のお部屋。レリーフも何もないし。
しかし、壁を背に胸をこぶしで叩いてみると、「ぼわ〜ん」と音が響くのです。
なぜだかおなかでも頭でもだめ。胸でないと響かないいのです。おもしろーい。
このお部屋これから行くアンコール遺跡で何箇所か出てきました。何のための部屋かは未だに謎のようですが
病気かどうかを調べる場所という説もあるようです。ナーンさんはそういったような・・。

さて、そろそろ第三回廊へ登る階段があるはず。急すぎる階段で有名で、通常は子どもは登れないはず。
手すりも何もないし、その角度は70度(!)はあるかと言われています。おっそろしい。私は登るのは絶対に嫌だ(高いところ苦手)。

怖いもの知らずで、何でも挑戦したがるみづだもの。とりあえずは止めなければ・・。
naにそのことを伝えねば(naはそんな階段があることを知らない)と思い、写真を後方で撮っていたnaのところへ行き、振り返ると・・

↓既に登ってるじゃん!!みづ!!おおおーい。




みづは足が届いてないんでは・・。そして、手すりもないからナーンさんの繋いだ手だけが頼り・・。
頼むよおお。一瞬カンボジアには大きな病院がないから、ベトナムかタイのバンコクまで
飛行機で搬送される・・というガイドブックに書いてあった文章が頭をよぎりました。搬送・・。




そして、結局私も登る羽目に。見上げると↑こんな感じ。ひいいい。がくがく。下を見るとこんな感じ↑。ありえない角度。

冷や汗たらたらで、登り、みづに「大丈夫だった?」と聞くと「ぜんぜん。お母さんは怖いの?」と。そうさ。怖いさ・・。

上に上がってもやっぱり小さな子どもは全くおらず。ナーンさんに「5歳の子はここを登りますか?」と聞いたら(登る前に聞きたかった)
「普通は登らないですねえ・・お母さんと一緒に下で待ってますよ。」とのこと。登る前に言ってくれよ・・。

ていうか、この階段をまた下りるのか・・既にどよーん。

でも、ほら、中央祠堂からは密林を望む
こんな景色。

風が気持ちいい・・。




参道が見えます。さっきまであそこを歩いてたんだね。




みづにコンパクトカメラを持たせてみました。そうすると、遺跡を見ることそのものにめちゃめちゃ真剣になり始めたみづ。
真剣に写真を撮っています。そんな様子が珍しいのか↑この中の人たちがそんなみづを写真とっていました。




そして、これらがみづが撮った写真。なかなかいい感じで撮れてるのではっ。


こんな感じで真剣そのもの。


さて、ここでしばらく休憩した後は、また階段を降ります。
そのために、ながーい列ができていました(みんなそろりそろりと降りるので)。

階段を降りる順番を待っているときに、前の韓国人?のおじさんおばさんがみづを見て「あいやーっ」と叫びました。
そして「この子はどうやって登ってきたか?」というのを相談し始め、おばさんが「きっとお母さんがおんぶして登ったのよ。
ね?そうでしょ?」(←無理ですがな)と聞かれました。「この子は自分で登ってきたのよ」と言うと
これまたおじさんおばさんたちが「あいやーっ」とびっくりしていました。




さて、順番です。がくがく。下りはさすがに手すりがあります。(下り専用)




こんな感じでみんなへっぴり腰。みづは一足先に下りて「お母さんがんばれ〜っ」と熱烈コール。とほほ・・。

ああ・・ほんとに怖かったぞ。みづがいなければ絶対に登らなかったこの階段。ある意味貴重な体験をしたのかも。





さて、ここでまたレリーフたち。
ナーンさんの説明を聞きながら進みます。みづはここの壁画に興味深々。
だって、地獄の鬼やら(鬼が好き・・というか気になる存在)、閻魔さまやら・・。
子どもにとってとってもわかりやすいおはなし。一枚撮っては・・はい次のところも撮らなきゃ!と走るみづ。




そして、みづが撮った写真。人間が地獄に落とされてるところかな・・。なんてところを撮ってるんだ・・。




ちょっと斜めに横切って、参道へ。アンコールワットを後にします。もっといたかったなあ。ほんと面白い。




アンコールワットの外を出ると、お客さんを待っているトゥクトゥクやバイクたち。

本当は今日はバケン山へ昇って夕陽を見るはずだったけど、アンコールワットでゆっくりしすぎたので間に合わず。
とりあえず、ジャングルが途切れるところまで連れて行ってくれました。そこからの夕陽。




ジャングルの中にも水田があります。とってもいい日でした。満足っ。




夕食を食べに街へ向かいます。

夕食にはアンコールビールっ。うまいっ。暑いのでビールが本当においしく感じられます。

ビールとジュースが同じ値段の2ドルってのもいいね〜。




そして、やっぱりおいしいカンボジア料理。
どのお料理も平らげました。そして食後のコーヒーつき。

ゆっくりとコーヒーを飲んだ後は、おみやげ屋さんに寄ってからホテルへ帰ります。

明日はアンコールワットからの朝陽を見る予定っ。そしてみづが乗りたがっている気球には乗れるでしょうか。
空から見るアンコールワット。そして朝陽・・楽しみですー。


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