2day 24.DEC
 カララ国立公園 --- 橋の上からワニを見る&ジャングルを歩く。

朝は6時起床。
今日は7時からガイド兼今回の旅行アレンジをお願いした会社のKさんと一緒に
カララ国立公園というところへ行く予定です。

ホテルのレストランで朝食を済ませてから、いざ。
さっそく、トゥーカンが飛んでいたとKさんが車を止めてくれましたが、残念ながら私たちは見れませんでした。
トゥーカンはmaが一番見たがっている動物(というかキョロちゃんみたいな鳥)
なので、このとき見逃したのは悔しい・・。どこかでまた見れるといいんだけど・・・。



だんだん日本のような山が連なっているのが見えてきました。でもよく見ると生えている植物が違う。
私たちの住んでいるアメリカは平地ばかりなので、久しぶりの山で嬉しかったです。
途中でスイカなどの果物を売っているお店やトラックを何台か見かけました。


2時間くらい車を走らせ、お待ちかね?ワニの標識がありました。




その標識の向こうから橋がかかっていて、その両側にはレストランやおみやげ屋さんがあります。
みづは「本当にここにワニがいるの?」と半信半疑で双眼鏡を覘いています。
一見ほんと、のどかな川です。




・・がいました!橋の真下にでかいのがでーんと。うげ。
そして、反対側の歩道からはワニがわんさか。うげげ。ざっと20匹くらい。大きさは3〜5Mくらいありそうです。
ここはターコレス川という名前の川で、ここには野生のクロコダイルが約200匹!いるそうです。ぜったい泳ぎたくない・・。

みづ、大興奮!「ほんとにいたねー!ワニ!!」・・ゲテモノ好きめ。




ワニがのっそり歩き出します。動物園のワニはあんまり動いたのを見たことがなかったけど、
ここのワニはけっこう動き回っていました。向こうからしずかーに泳いでくるのも見えます。不気味・・。

ほんとふつーの川と橋に見えますが、
この下を見るとやっぱりワニがわんさか。

みづはお目当てのものが見れてご機嫌。
橋の向こうで待っていたKさんに
意気揚々とその様子を伝えていました。


さて、お次はカララ国立公園のトレッキングです。
ここの公園は高速道路に接しているため、ジャングルの奥に動物が逃げてしまっていて、
トレッキングコースにはあまり出てこないそうです。

でも、ここでは私たちが今回行くところでは他には見ることが難しいとされるコンゴインコ(1mくらいある赤、青、黄のきれいな鳥)
が見れるかもしれないということで、今回ここを歩くことにしました。



大きい葉っぱです。中南米に住むというハキリアリがいました。
ほんとに葉っぱを背負って行列を作っています。おもしろい。


ジャングルっぽい風景。




植物などの説明を聞きながら進みます。
動物は出てきませんが時々「ぎゃー!ぎゃー!」とコンゴインコの鳴く声や
「ボォッボォッボォッ」というホエザルの鳴き声がします。Kさんもホエザルの声を真似てサルを呼び寄せようとします。
姿はなくてもこのジャングルにいるんだ・・と思うとドキドキ・・。



この木の幹についているのはアリの巣。ここの先住民はこのアリを食べてタンパク源にしたそうです・・という
説明をしながらKさんはこの巣をつつき、アリをぱくり!!と食べて見せた。げげ。

そして、みづはKさんに薦められるままに「食べてみる。」と何の抵抗もなく、アリをぱくり!!!げげげ。
「アーモンドの味がするでしょ?」とKさん。しばらくもぐもぐ(左から2番目の画像)。
「味がない!」と不満そうなみづ。いや、そんなものに美味を求めるな・・。

「薦めといてなんですけど、このアリみんな嫌がって食べないんですよ。今までで食べたのは2人目です。
ちなみに1人目は新聞記者の方でした・・・。」とKさんも笑ってました。
そのあともこの2人はパクパクとアリを食べていました。たぶんみづは単にお腹が空いていただけだと思うんだけど。
もうそのへんでやめとけ。

そうこうしながら、しばらく進むと、Kさんの動きが止まりました。
「スパイダーモンキーです!ほら、あそこ!」と双眼鏡で確認しています。

ほんとだ!いる!見える!



2匹いました。ひょいひょいと木から木へと遊びながら飛び移っているようです。すごい!
写真で見ると近くにいるように見えますが、これはめっちゃ高い木の上にいます。



このサルは移動距離が大きいので、なかなか会うことができないとか。ラッキーです。
しばらく私たちの頭上で遊んだ後は森の奥へと消えていきました。




ここでは動物は見れないと思っていたので、もう満足です。ルンルンしながら駐車場まで歩きました。




トレッキングが終わったらちょうど12時。
お昼ごはんはワニがいた川の横にあったレストランです。川には柵などがしてないので、ここの庭先にもワニがでるそうです。

「ここはジュースがおいしいんですよー!」といわれたので、オススメのものを頼んでもらいました。
バナナジュース、ブラックベリーのシェイク(みたいな)、パッションフルーツのジュース。ほんとどれもおいしいです。
ここに限らずコスタリカのフルーツジュースは本当〜〜〜においしかった!
フレッシュで、果物の味が濃くて。あーまた飲みたい・・。
それから、食事もオススメのものを頼んでもらいました。右画像がコスタリカの一般的な料理。黒豆や焼きバナナやお魚のソテー。




ここは海沿いなのでシーフードもおいしい。シーフードのパエリヤとシーフードスープ。刺身とえびを酢でしめたもの。

アメリカでは肉ばっかりだったので、これはとっても嬉しかった!!久しぶりの海の味♪と喜んでいたら、
サンホセにおいしいお寿司やさんがあって、今日それをホテルまで配達する予定があるのでついでに頼んであげようか?
とKさん。こんな海の幸がおいしいところでお寿司!!ぜひともお願いします!と勢いで頼んでしまいました。
やった〜晩御飯はお寿司だ〜♪と喜ぶ私たち。

みづとKさんは大の仲良しになっていました。
そこでKさんが「この子に幻の鳥ケツァールを見せたいんだけど・・。この子なら大丈夫だと思う。」と。
うーむ。そりゃ私たちもこの世でもっとも美しい鳥と言われ、手塚治の「火の鳥」のモデルにもなり、
中米の限られたところでしか生息していないという鳥は見てみたいけど、スケジュールに無理があったので、あきらめたプラン。

でも、Kさんは無理して色々とスケジュールを考えてくれました。
そんで、いろんなところと連絡を取り「ちょっとハードになるけど行けそうですよ。」と言ってくれました。
じゃあ、せっかくの機会だから・・てことでハードなのを覚悟でお願いしました。
これが、あとでとっても大変なことになったんですが・・・。


午後からのクロコダイルサファリまでまだ時間があったので、眠たがっているみづを寝かすため
その辺を少しドライブしてもらいます。
太平洋が見えてきました。
カラフルな船が見えたり、浜ではかわいい子供たちが遊んでいました。

さて、みづが起きたら、今日のクライマックスがはじまります。


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