6day - 1 28.DEC カニョネグロ保護区ツアー |
アレナル火山は24時間毎日、溶岩が流れています。
だから夜は晴れてさえいれば、山から流れる赤々とした溶岩がそれはそれは綺麗に見えるそうです。
それをみづは写真で見てとっても楽しみにしていました。「火のおやま見たい!」と。
しかし到着日は雨でした。そんな日でも夜中に晴れたりするので、火山が見たかったら徹夜覚悟・・ということもあるようです。
なので、maはみづに何とか見せてやろうと、ちょくちょく夜起きて窓から山の様子を確認。・・残念ながら見えず。
でもでも、実はこの宿からは火山は見えても溶岩が流れているのは見えないそうです。
2005年6月までは見えていたそうですが、大きな噴火があって流れが変わったそうです・・。もっと早く教えてくれよー。
朝、6時。部屋の窓から。ここからほんとはドカーンと噴煙を上げてる火山が見える・・はず。
ちょっと残念そうなみづ。テラスにて簡単な朝食を取ります。
庭には花が咲き乱れ、色んな鳥が遊びに来ているのが見えました。
これから向かうカニョネグロ保護区は動物の宝庫。
すっかりジャングルにはまってしまった私たち。今度はどんな動物が出てくるか楽しみです。
アフリカなどのように大きくてたっくさんの動物がいっぺんに見れるというわけではないのですが、
うっそうとしたジャングルの中で、その風景を楽しみながらも、保護色で隠れている珍しい動物を探す楽しさがあります。
次はどんな動物が現れるんだろう?とドキドキするのがたまらないです。
7:30にピックアップのバスが来ました。
アレナルや周辺の泊まっている人たちを次々ピックアップしていきます。
それぞれ紹介し合います。なんとこのツアーの参加者は全員アメリカから来た人々でした。
N.Y、カルフォルニア、シカゴ・・そして私たち。いつもは世界中の国の人々が集まるそうですが、
今回は偶然にもアメリカばっかりだ!とツアーガイドさんもびっくりしてました。よってガイドも英語オンリーです。
しばらくバスで移動です。するとツアーガイドさんが双眼鏡を手にしました。そして「トゥーカンがいる!」と。
な、なぬぅ。トゥーカン!!みんなバスを降りて双眼鏡で確認。ずっと遠くの木ですが、確かにトゥーカンです!
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もう一羽飛んできました。やっとやっと会えた♪(昨日も見たけどさ) そして、少し進むとナマケモノもいました。 手を頭にやってごろんと木の枝で寝転んでます。 さすが、なまけてます・・。 |
何度か休憩が入り、ボート乗り場に着きました。
最初は湿地が広がっています。水鳥がたくさんいます。鳥好きにはたまらないところだと思います。
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窓側から離れないみづ。 ゆったりとした大きさのボートだったので みんな窓側に座って動物観察が楽しめました。 |
湿地の中に例の不思議なコスタリカ牛がたくさんいました。それもまた不思議な風景。
亀が2匹甲羅干し。それからこの羽を広げた状態でたいてい静止しているAnhinga。おもしろい鳥です。↑
ホエザルの鳴き声がするな、と思ったら。大きな木に集団でいました(○で囲んであるのがホエザル)。
ボートの運転手さんが威嚇する声を出すと、ホエザルもそれに答えて威嚇してきます。しばらく、その行動を見ます。
ボートの運転手さんが主に動物を見つけ、静かに動物に近寄ってくれます。これはちょっとジャングルに上陸して
ベニヘラサギを見ました。この間のより鮮やかで綺麗です。近くの木にはキツツキらしき鳥。
こんな風にボートを岸につけて、ヘラサギ観察。そして、↑ちょっと気持ち悪いけど、これコウモリです。3センチほどの小さなコウモリの集団。
それからグリーンバシリスク。
変わった木。カイマンも何匹かいました。相変わらず目つきが悪いです。
みづが持っている花はツアーガイドさんがその花が付いている木に寄って取ってくれました。とってもいい香りがします。
ここでお昼を食べるようです。上陸しました。トイレもありました。トイレは見かけはおどろおどろしかったけど、思ったより綺麗でほっ。
ツアーガイドさんが持参したクーラーバッグの中から次々料理が出てきました。おなじみ黒豆とチキンライスのようなごはん。スイカもあります。
おいしいです。こんなところでお昼が食べられると思っていなかったで嬉しい。
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小屋の中はこんな感じです。 |
しかし、なぜだかみづだけ特別メニュー。「この子は他のが食べられないといけないから。」とマッシュポテトを渡されました。
???・・離乳食だと思ってる?それも頂きましたが、大人メニューもしっかり食べたみづでした。
近くに民家が見えました。馬に乗っている人が見えました。移動手段は馬なのかな・・。鶏も放し飼いでいました。
お腹がいっぱいになって、川へ出るとさっそくホワイトフェイスモンキーの集団に出会いました。
ほんと森の奥からおもしろいように次々出てきておかしかった。いかにもモンキーっていう感じ・・↑。
またこの後何回かカイマンやホエザルの集団に出会いました。
さて、いよいよこのツアーも終わりです。
ツアーガイドさんは「スパイダーモンキーが見せてあげられなくて残念だった。」と悔しがっていましたが
(私たちはカララとトルトゲーロで見たけど)
コスタリカのガイドの方はどの方も少しでも動物をより多く見せてあげようと時間いっぱい探してくれます。良い仕事してます。
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バスに乗ってまたアレナルへ戻ります。 これは途中で寄ったレストランから。 車のほかに馬に乗った人をよく見かけました。 やはり移動手段のひとつのようです。 |
ツアーが終わるころにはみんなまた仲良くなっていました。一体感が生まれるというか。
みづはいろんな人に写真を撮られてました。おかげで楽しいツアーでした。
さあ、気がかりなのは火山の様子です。今頃どうなっているんでしょう?
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