3day-2 21.AUG
 トスカーナをドライブー世界遺産オルチャ渓谷、ピエンツア

満腹なお腹を抱え、
いったん部屋に戻り、
出かける準備をします。




いや〜でも本当に素敵な風景だなあ。



オリーブ畑とブドウ畑はいかにもトスカーナ。



などと、部屋から出てすぐの景色を写真を撮っていると、みづの姿が見えない・・。

あっあんなところで犬をなでなでしちゃってる↑。イタリア人ご夫妻とすっかり仲良くなったみづなのでした。

なにやら楽しそうに話してるけど、どうやって会話してるんだろう・・??
みづ曰く、みづは英語で向こうはイタリア語で話した、と言っていたけど、それで果たして会話は成り立ったのかしら・・?



さて、いよいよトスカーナを走ります!

しばらくするとモンテプルチアーノの街が背後に・・。



ブドウ畑の向こうにモンテプルチアーノ。



アップで。城塞都市だった、ということがよくわかります。



ブドウ畑には葡萄がたわわに。これがトスカーナワインになるのかな・・↑。



こちらはまた別の城塞都市らしきところ。



こんな風景も。



朝見た教会かな。風景があまりにも素敵なので、車を止めて写真を撮っていると、みづも窓からにょきっと上半身を出し・・



ローライミニデジタルで写真を撮っていた。それがこちら・・・・・・↑。



糸杉の道。トスカーナはこの糸杉が特徴的です。

そして世界遺産オルチャ渓谷は、人々が不毛の土地を
苦労して、このような美しい田園風景に変えたというところが評価され、
「自然遺産」ではなく「文化遺産」となっています。


ピエンツアに向かう途中。

トラクターがかわいい。


ピエンツアに先に寄るかどうか迷いながら、風景につられて、気ままにドライブ中。

かわいらしい風景をごらんあれ。

糸杉の行列。
絵本に出てくるようなおうちと風景。
丘の上のおうち。
これもまた糸杉の行列。


やっぱり先に世界遺産の街、ピエンツアに寄っておこうか、ってことで駐車場を探します。

無料の駐車場は既にいっぱいだったので、有料駐車場へ。



駐車場から入ると、こんなかわいらしい街の中。世界遺産の街「ピエンツア」です。



ここも城塞都市。街をぐるっと城壁が囲んでいます。



城壁からはオルチャ渓谷のこんな風景が・・。



おお。すばらしい。



干草の丸いヤツもいっぱいだ。


街の中に入ったり・・。
また城壁側にでて、風景を堪能したり。



城壁から街の中へは
坂になっています。





世界遺産の街だけあって、けっこうにぎわっています。


このあたりはピノキオ縁の地らしく、ピノキオのおもちゃ屋さんを見かけました。
どこを撮っても絵になるなあ・・。




みづを釘付けにしたのは、この絵描きさんのお店。じいいいっと絵を描いているところから離れません。

それからチーズのお店があちこちにありましたが、
匂いに耐え切れず、すぐに出てしまった。カビだらけのチーズにびっくりするみづ↑。



さておなかが空いたので、そろそろここらでお昼ご飯にしましょう。といってもパニーニとカプチーノ程度ですが。

パニーニにかぶりつくみづ。

お店の人がお勧めしてくれた
モッツァレラとトマトのパニーニが美味でした。





お金を払ったりしていると、みづが勝手に↑あんなところでくつろいでいた。
どこでもちんまりと勝手に座ったりしてくつろいで困る・・。
窓辺には洗濯物たち。こんな街では洗濯物もかわいく思えたりして。

この街で一番気に入ったのはこのお店。

革細工のお店です。


ふらふらしていると、ひときわ人が多いお店を見かけました。覗いてみると、革細工のお店のようです。

革製品が好きな私たちは立ち寄ってみることに。



ベルトやらお財布やらあります。どうやらオーダーなんかもしてるみたい。こんな職人らしきおじいちゃんがいました。

とってもかわいい革のしおりがありました。オルチャ渓谷の絵が革に描いてあります。お値段もお手ごろ。

みづが自分のおみやげはこれがいいと言いました。本をたくさん読むようになったので、ちょうどいいかも。

買おうと順番を待ってると、レジにいたおねーちゃんが一生懸命イタリア語で話しかけてきます。
値段を言ってるのかなあ?と思うと、この職人らしきおじいちゃんが笑いながら、英語で
「名前を彫ってあげようかって言ってるんだよ。この紙に名前を書いて待っていてくれたら彫ってあげるよ。」と言いました。

あら。名前を書いてくれるなんて素敵!と思ってみづに「名前書いてもらう?」と聞くと
嬉しそうに「書いてもらう!!」とのこと。

メモにみづの名前を書いて渡したら、おじいちゃんがそのメモ紙を見て読み上げた
「MIZU」という聞きなれない名前に周りがみなどよめき?ました。

横で座っていた怖そうなおじさんも「どこからきたのか?」とか、みづのリュックに日本語で名前がかいてあるのを見た
ほかのお客さんが「これは日本語か?」「なんて書いてあるのか?」「名前にはどんな意味があるのか?」とか質問攻めです。

今日の記念に、街の名前と年月を
書いてもいいか?とおじいちゃんに
聞かれたので、もちろんOKと答えました。

この裏にはみづの名前が書いてあります。


支払いを済ませ、しおりを受け取って、店を出るときには店にいる人がみなみづの名前を覚えていました。
「バイ!チャオ!MIZU!」とみんなに見送られて、じーん・・としながら、しおりを持ってお店を出ました。

というわけで、素敵なしおりが、みづのおみやげとなったのでした。

こういうのは大人の私たちはもちろん、みづもきっと忘れないと思うなあ・・。

風景と人があたたかくて

素敵な街、ピエンツア、でした。



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