4day-2 22.AUG ベネチア到着。 |
ベネチアまでの長い道のり。休憩はたったの1回。
そのおかげか、奇跡的に道も間違えず、ひたすら走った甲斐があり、4時前にメストレに到着!すばらしい!!
レンタカーの駐車場がわからず、私がひとりで車を降り、身振り手振りで状態を伝え、レンタカーのにーちゃんに
駐車場を案内してもらい、返却終了〜。
さて、これから、列車に乗ってベネチアに行きますよ!
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ベネチアは島なので、 車の乗り入れは 基本的にできないのです。 島にかかっている橋の 手前の街「メストレ」で レンタカーを返却し、列車で橋を渡って ベネチア本島へ移動です。 これが、実はここにきて 初めて意味がわかったのでした。 (すっと車で行けるものだと思ってた) |
時間はメストレからベネチア本島まで15分くらい。料金は1ユーロだったかな。切符はBarで買いました。
イタリアの列車は普通列車だったら安いなあ・・。
汚い、怖い、という噂のレジオナーレ(普通列車)だったけど、想像よりはきれいで、乗っている人も旅行者と思われる人がまばらに。
だんだん、ベネチアが見えてきました。不思議な都市だな。しかし。
ベネチア・サンタルチア駅に到着。目の前に運河が見えます。
ついに来たぞ〜っ!ベネチア!ここまでの道のりが長かったよ・・。
キャンセルしたユーロスターと、インターシティの特急券の返却を駅の窓口で求むも、
やっぱり申請が遅すぎる、とのことで却下されてしまった・・。だってだって、レンタカーが返せなかったんだもん・・。ぶつぶつ。
窓口のおねーちゃんとおばちゃんは一生懸命、チケット代が返ってくるように努力はしてくれたんですけどね。
もちろん全てに当てはまるとは言えないけれど、
けっこう困ってる人に対して、親切だなあというのがイタリア人に対しての印象。
レンタカー会社がないないと必死になって探してたのを、みんなで教えてくれたりね(間違った情報のほうが多かったけどね・・)。
トラブルがあったり、金銭的に損はしても、こういうことがあると旅道中はけっこう救われるものです。
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さて、気持ちを切り替えて 水の都、ベネチアを楽しむこととしましょう。 まずは本日の宿のB&Bまでゴー。 |
ベネチアの細い道を通り、スーツケースをごろごろ転がし、B&Bを目指す。
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こんなちいさな運河沿いにありました。 場所は見つかったけれど、 まだ管理人が来てない模様。 |
着いたら、電話してくれ、と予約メールに書いてあったので、駅の電話ボックスから電話するも、
かなりのイタリア語なまりの英語で「ぜんぜん聞き取れなかった・・」と愕然とするna。
しかし、B&Bの場所まで行ったらどうにかなるんじゃない?と宿の場所まで来たのですが・・。
いっこうに管理人現れず。イタリア人のブラザーズが管理人だってサイトには書いてあったけどなあ。
むむむ、これまた困った。
それらしい人が現れない・・、
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ので、となりのBARで グラニータを食べて 待つことにした私たち。 お昼にカプチーノを 飲んだっきりなので 休憩もかねて。 ベネチア名物ゴンドラも 見れるし、なかなか良いです。 |
グラニータを食べ終わっても、まだ現れない管理人。
スーツケースを置かないと遊びに行けないので、となりのBARのおばちゃんに聞いてみた。
そしたら、ここのトラットリアが私たちの泊まるB&Bの朝食会場↑らしいので
そこに聞いてみたら?といわれる。
ほう、ということで、naとみづがこのトラットリアに聞きにいき、私は荷物番を。
そしたら、ふと目が合った一見こわそーなおにいちゃん二人が「Are you ○○?」と私たちの名前を聞いてきた。
「Yes」と答えると、オー探してたよとかなんとかベラベラと言って、ちょうど帰ってきたみづとnaと一緒に
B&Bにご案内。
この人たちが噂のブラザーズか。しかし着いて行って大丈夫なんだろうか?と一瞬不安になるも、
その先にはさらに不安になる、ふるーい建物が・・。
どうやら、改装中みたいで、半分壊れかけているドアをぎぎぎいと開けるとペンキの匂いがしました。
外見とは裏腹に、お部屋はすっごく広くてきれいでしたが、ひ、広すぎる。3部屋もいらないぜ・・。
それに部屋から運河は見えないし・・あのサイトに載っていた運河の見える部屋はスイートだったのか・・。
がっくり。
でも、物価が高いといわれるベネチアでは破格の料金で、ベッドメイクはきれいにしてあるし、
おにーちゃんたちも見かけほど悪くなさそうだし(失礼)、
ウエルカムドリンクもちゃんと用意してありました。
なので、まあいいか。どうせ、我が家は部屋でゆっくりするわけじゃないしね。
とりあえず、荷物を置いて、お散歩へいきましょう。
いやーしかし、これほど、不思議な都市があるだろうか。
車は一切走っていない、というか走れない。まさに、水路が道路なんである。
運河沿いの小道を歩くか、船に乗るか、が移動手段。
それが当たり前の生活。不便さもここまでくると立派な「個性」と「誇り」になるものです。
しばらく歩くと、広場にでました。
レストランや、果物やさんなどがありました。お腹が空いたので、夕食にします。
呼び込みをやっていた、レストランで、ここでいいか、と適当に決めて、
案内されるがままに入りました。おじいちゃん店員がみづにちょっかいをかけているところ。
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パンとお水がでてきて 喜んでいる人。 いろいろあった1日だったね。 |
頼んだのはニョッキとピザ・マルゲリータ。
ニョッキはううーん・・イマイチ。しかし、ピザがすっごくおいしい!
「これは間違いなくベストオブピザだね。」と3人一致で決定。チーズとソースがフレッシュだったんだなあ。
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そしたら広場でなにやら生演奏が始まりました。 |
ベネチアの夕暮れに響く、美しい音楽。
そして、列をなすジェラート屋。
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陽が傾いてきました。 |
船の上の野菜屋さんは店じまいの準備を。
連なる小舟と、ゴンドラ。
ゴンドリーエ、シマシマのTシャツがカッコイイ。ゴンドリーエはベネチアでは憧れの職業なんだって。
みづもゴンドラに乗りたい!と言うけれど、めちゃめちゃ高いので(50分で80ユーロ近く。当時価格で、13,000円くらい)
明日、水上バス(←これは安い)に乗るから、とあっさり却下しました。
ゴンドラは見るほうが楽しいのよ。と言い聞かせたりして。
てくてく歩いていたら、アカデミ橋に着きました。水上バスが行き来しています。
夕方のベネチアの街並み。
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絵になる風景です。 | |
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・・運河をゆく、ゴンドラ群。 |
さて、そろそろここらで、引き返しましょうか。
ただでさえ、ちいさな細い道が入り組んでいて、迷子になりやすい街なので。
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地図を見ながらでないととても帰れない。 案外地図が読めるオンナ、みづ。 |
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イタリア人たちの夕食はどうやらこれから、のようですが。 |
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私たちは帰ります。 そして、また明日、この街を探検することといたしましょう〜。 |