6day 24.AUG
 ユーロスターに乗って南イタリアへ!

今日もいい天気!

また鐘の音で迎える朝です。



みづはいつものようにベッドメイクを済ませ、朝のおさんぽ兼、朝食へ!


少しずつ目を覚ます街。



朝食は今日も
レッドオレンジジュースに始まり、
あつあつのクロワッサンを食す。

うまい〜。



現金で払う宿代が足りないことに気づき、
ATMがあるであろう駅へ向かう。

その途中に見つけた落書き群。

イタリアはいたるところに落書きがありましたが。




かわいい窓、ベネチアの道を行く、団体客。

ついでに駅でユーロスターの手配を済ませ、お金を下ろして、宿へ戻り
宿代も無事支払い終えました。


スーツケースを転がし、もう一度駅へ。
橋を渡るときは、スーツケースを持って。
よいせよいせ。




先ほど、既にユーロスターの搭乗手続きは済ませたので
時間までカフェでひといき。エスプレッソを注文。イタリアはどこで飲んでもエスプレッソとカプチーノはおいしい。




イタリアの鉄道は油断がならない。

出発ホームも出発寸前まで発表がない場合もあるし、出発するときに笛が鳴るわけでもなく
しずかーに出発しちゃうので、早めに駅構内に待機。

用心深く待っていたら、無事出発ホームが発表されました。


さーて、これからユーロスターへ乗って
南イタリアの「バーリ」という都市に向かいます。

さようならベネチア!



これから8時間列車で移動ですよ!

さっそく夏休みの宿題をやるみづ。

なんせ、8時間たっぷりあるので
宿題をある程度終わらせようというもくろみ。





ボローニャで一回乗り換えなので、降ります。スーツケースはこんな通路にあるでっかい棚にどかんっ↑と置くのです。
時々、盗られてないかを確認しに行きました。




ボローニャ駅前。
駅構内かもしくは、駅前にテイクアウトできるものはないかなあ・・と探しに行ったのですが
特にナシ。残念。

なので、ユーロスターの中で何か買おうかなあ・・。




乗り場が発表になったので、これまたよいせ、よいせとスーツケースを持って。




インターシティの列車が向かいに停まりました。
なんか窓からスーツケースをやりとりしているよ・・。そして人がぎゅうぎゅうに乗ってる・・。

んで。あ、あれ・・??周りにいた人たちが何やら、放送を聞いていなくなりました。
(イタリア語なので何を言っているのかさっぱりわからない)

そうえば、「イタリアの鉄道は出発ホームが直前で変更になる場合がある」って何かに書いてあったような。
まさか変更になったんじゃない?とあわててホームを移動すると・・やっぱり変更になっていた!!

なんだよ〜っ。怖いなあ・・。




そのあとすぐに私たちの乗るユーロスターが来て、ぎりぎりセーフっ!危うく違うホームで待つところでした。

ところで、乗ったはいいが、満席状態。私たちの座席にもすでに人が乗っています。あれ〜?と思って見ていると
「ここ、あなたたちの場所?」と確信犯で乗っていた女性たち。(どうやら指定席券を持っていないようだ)
「あーあ残念」と言わんばかり、席を替わってくれました。
ファンキーなお姉さま方だったので、大丈夫かなあ・・と思ったけれど、机の出し方がわからないみづに
親切に教えてくれたりして、反省。いい人たちでした。


お腹が空いたので
何かないかなあ・・とずーっと先にある
食堂車へ私とみづで買いに行くことに。

2等車両なので、食堂車が遠い・・。

フォカッチャとパニーニ、エスプレッソを購入。


何車両も経て帰らないといけないので、フォカッチャとパニーニを大事そうに持って
通路を転びそうになりながら、てこてこ歩くみづは注目の的。

でも、私がエスプレッソを両手に持っているのを見かねて、わざわざドアを開けに来てくれた人とか、
通路を歩いていると、かわいらしい小学生の子たちが「こんにちは!」とぎこちない日本語で話しかけてくれたりとか。

ほんわか。

こんなことがあるとフォカッチャもパニーニも何倍にもおいしくなります。
そして、ほんとにおいしかったっ。

列車は海岸沿いにでました。





海辺はすごパラソルの数です。みづはお腹がいっぱいになって絵を描き始めました。


ちょっと波が高いアドリア海。
かわいらしいおうちと海。

だんだん南イタリアが近づいて来たかな。





こんな絵を描いていました。上から見たフィレンツェだそうです。サングラスをかけてはしゃいだり。



行きのJALでもらった
トランプで遊び始めました。



もうそろそろ到着な感じです。
地名の放送があってもさっぱりわからないので
時間でだいたいの位置を確認中・・。
ブドウ畑。
どこまでもブドウ畑。



バーリの駅に着きました。

長かった〜っ。

でも嬉しい!

憧れの南イタリアだ!





バーリ自体はビジネス街のようで、特に観光する場所はないらしいのですが
ここが世界遺産アルベロベッロやマテーラへの玄関都市になっているので、私たちはとりあえず今日はここでお泊りです。

駅から近くのホテルまでスーツケースをごろごろと転がし、チェックイン。

あんまり情報がないホテルだったけど、きれいで、いい感じです。フロントでぐったりしているみづ。


今日はあいにく日曜日。

どこか食べるところはないのか?と
ホテルのフロントに聞いたら
日曜日で周辺はやってないらしい。

なので、ホテルのレストランを薦められました。

フレンドリーなおじさんがレストランの中から
手招いてくれて、中に入ると・・

あら、素敵。


お値段もお手ごろ。

薦められたので、白ワインなぞ飲んだりして・・。前菜もおいしい!




ラムのお肉はちょっと臭みがあったけど、
このあたり(プーリア地方)の名物耳の形のパスタ「オレキエッテ」も食べれたし。(←おいしい!)
シーフードパスタもすばらしくおいしい!!英語がほとんど通じなくて、本当にてきとーに頼んだけど、正解でした。

デザートのレモンシャーベットを食べていたら・・ウエイターの人にみづが手招きされ、
厨房に連れて行かれてしまった・・。なぜ?

なんでも、「日本人の子ども」を見るのがはじめてだった厨房のおばちゃんたち。

みづ曰く厨房の中でおばちゃんたちに抱っこされ、何歳?だの名前は?だの質問攻めだったらしい。
「7歳って言ってるのに、sevenが通じなかったんだよ」・・とちょっとしょんぼりしている様子。
なぜかといえば、みづの言うセブンという数字よりも、小さいからどうやら「cinque=5」歳なんじゃないか、
という話でまとまったらしく(みんながチンクエ=5、チンクエ!と口々にいってたらしい)
みづ的に5歳だという結論がいたくお気にに召さなかった模様。(笑えるけど・・)

そんなこんなで、移動日でしたが、それなりにいろんな出会いや楽しみがありました。

明日はいよいよ、マテーラとアルベロベッロへ向かいます!



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