3day 27.MAY
 オールドフェイスフル・・バイソン渋滞


イエローストーンレイクの朝。

お天気は曇り。それでもイエローストーンの朝は美しい。


丘の上にはバイソンがぽつんと朝食を食べており。


しかしバイソンがうじゃうじゃいるというヘイデンバレーには見渡す限りなーーんもおらず。
どこにでもいるというエルクでさえ見当たらない。なぜじゃ。





そんな中不満に思いながらもキャニオンへ向かうと、エルクが森からぞろぞろでてきました。
一匹が道路に停まって安全を確認するとその他のエルクがそれつづけー!と言わんばかりに10匹ほどぞろぞろ。

そして渡り終えた後、先頭のエルクがちゃんとみんな無事かー?!とばかりに振り返って確認してました。えらいえらい。




ノリスを過ぎてもいたのはさっきのエルクくらいなもので、昨日ここに↑たくさんいたバイソンは森の奥に数匹いるのみ。
寒いから?曇ってるから?森に隠れてんのかな。

ああ。つまんない。動物がいないから眠くなったよーと、うとうとして夢まで見ていたそのとき。

naの踏んだ急ブレーキで目が覚めました。そして視界に入ってきたものとは・・↓。






道路を歩いているバイソンの群れ。しかも。すごい数。

当然、寝起きの頭には、なんじゃこりゃー!状態なワケで。
しかもよく見りゃその群れは一斉にずんずんとこっちに向かってきてる!あたふた。

「・・引き返そうか?」とna。うーーん。そうするとかなりかなり遠回り。予定大狂い。
そうこうしているうちに引き返すのはもう間に合わない状態で。
何もしなければ何もしないはず!と腹を決め、バイソンに立ち向かうことにした私たち(なんてことない、つまりこのまま静止)。




しかしですね。バイソンのやつら、いかにもぶつかります!という素振りをして寸前でよけるんです。
フロントガラス目の前で↑。ハラハラ。眠いのか歩きつかれてるのか、人の車の横でヨロリとしてみたり。なかなかのクセモノです。
みづは自分よりも遙にデカイイキモノが横を次々と通り過ぎるのをどう思ってたんだろ。


こんな感じでずーっとバイソン渋滞。

左の森から次々と湧き出るバイソン。
100、いや200匹はいたような。
もっといるかも。





草食べてるのいるし、途中で山登ってまた帰ってくるのいるし。顔デカイし(関係ないけど)。人の車の前でケンカ始めちゃうし。
延々とバイソン。




まだここでもケンカしてるし↑。赤ちゃんのバイソンもいてかわいいんだけど。
振り返ると、業を煮やした車と共に大量のバイソンがのたのたと遠ざかって行きました。
バイソンと同方向に進む車は当然このごとく大渋滞。

ちょっとびびったりはしたけども、これもイエローストーン名物。
終わってみれば、かなりおもしろかったし、その野性の姿を間近で見たせいで、しばらーく興奮状態。
バイソンのマイペースさに参ってしまった。ああ。感動・・。




興奮冷めやらぬままにこれまた対岸にエルクの群れ。
そして、昨日行ったロウアーガイザーベイスンが見えて来ました。今日は寒いので湯気が昨日よりも白くみえます。




ここはちょっと立ち寄ったファイアーホール・レイク・ドライブ。激しい色してます。




そして、イエローストーン一有名なオールドフェイスフルの噴出を待ちます。寒くて雨降ってんのに、すごい人です。




ほぼ予定どおりに噴出開始。でも空が白いので、イマイチ画像に迫力が・・。

60〜70m吹き上がっているはず。
白くて見えないけど。

実際の目で見た噴出は迫力がありました。



この後ビスケットベイスンに立ち寄りました。でも湯気もうもうで何も見えず。

湯気の向こうに消えるみづ。

でもゆで卵くさーい!(硫黄くさい)
と鼻をつまんで引き返してきたところ。





期待していたサファイヤプールはお天気のせいでその青さに欠けてたけど、それでも風向きが変わり湯気がどいたときは
とてもキレイなサファイヤブルーが見えたりしました。

釣りをしている人がたくさんいました。その向こうにバイソン。

さて、とりあえず、ガイザーカントリーはこれくらいにして、
今からアメリカ一美しい国立公園といわれるグランドティトンへ向かいます!




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