さて、いよいよ帰国日。
インターステーツ5号線をサンフランシスコに向かってひたすら南下します。
お?なんか山が見えてきました。
世界7大聖山のひとつと言われているマウントシャスタです!
おお、なんか神々しい!
ネイティブアメリカンの聖地でもあるんだそうです。
途中のビューポイントからシャスタ山を見てみる。
だんだん近づいてきました。
ちょっとだけ寄ってみましょう。
ビジターセンターに寄ってみます。正直どこにいけばいいのかよくわかりませんでしたが、
とりあえず近くを散策してみます。
シャスタが見える街。スピリチュアルな石みたいな、お土産やさんがいっぱいありました。
でもアフリカ産の石だったり、アジアンな銅像みたいなのが売っていて???でした。
(売れるのかしら‥けっこうアメリカのお土産やさんあるあるだけど)
公園にも寄ってみました。
水辺にはシャーマンみたいな人が、お祈り?してたり。
スピリチュアルな力がもらえるかも、とガイドブックには書いてありましたので、
その時、歯が痛かった私は治るかも?と期待したのですが、治りませんでした
(帰国後歯医者に行きました)。
セドナといい、シャスタといい、スピリチュアルなものは感じない人なのかも、私。
でも気持ち良い公園でした。
水も澄んでいて、何か力がありそうな気もします。
もうちょっとゆっくりしたかったのですが、
飛行機の時間も迫っているので、先を急ぎます。
後ろ髪は惹かれる。ちょっとだけの滞在だったけど、気持ちよかったなあ。
さようなら、シャスタ山。また来ます。
さて、だんだんサンフランシスコに近づいてきて、車が増えてきました。
風景が変わってきたような気がする。
サンフランシスコ見えてきた〜!!
帰ってきたよう。1週間ぶり!
ちょっと渋滞もし始めています。
もんやりしてるからもうサンフランシスコ。
ただいまっ。
でも、通り過ぎるだけだけど。
あの筋みたいなのが、サンフランシスコ名物の急な坂だと思われる。
さて、そのまま空港へ。
すごい!霧が覆いかぶさってる!これがサンフランシスコが夏でも寒い原因。
ちょっとわかりにくい入り口で、サンフランシスコ空港のレンタカー返却にたどり着きました。
時間の余裕を持っててよかった。
国際線の方へ行きますよ。
ターミナル移動。
何回も来ている、サンフランシスコのフードコート。
我が家のあんまり好みのものがないことがわかっているのでスルー。
無事にチェックインを済ませ、
サクララウンジで、日本食だーい!
そして、定刻通り羽田に到着。
国内線乗り継ぎ、富士山!
綺麗に見えるねえ。
ああ、旅がおわっちゃう。
だけど、寂しさというよりは、これ以上ないってくらい満足な旅だったので、
充実感でいっぱいの気持ちで、この空からの眺めを見ていました。
マラソンも、シルクドソレイユも、95号線も、みづと離れてのポートランドも、シャスタも
どれもすごおおくよかった!
さて、その頃、みづは?
すでにAngi一家に馴染んでいました。
日本語を全く解してくれないので、2週間全く日本語を喋らなかったって。
不便だった?って聞いても全然!寂しくもなかったし、刺激的な毎日で
楽しかった様子。Angiもみづとの生活をとても楽しんでくれたようで
本当にうれしい。私たちもAngi一家がナイスなおうちだとわかっていたので
安心して預けられました。
みづもマラソンからホームステイまで1ヶ月弱のアメリカ、楽しんだようです。
さいごに**
今まで「scenes」を読んでくださってありがとうございました。
これが、我が家の最後の「子連れ旅行記」です。
この冬に旅行を計画していますが、親子別々の旅先へでかけます。
みづが1歳のときからはじめた旅行記。当時子連れ海外旅行という分野は珍しく、
情報を集めるのにもとても苦労しました。
それから17年。
これを書いているのは2019年9月なので、みづは18歳、大学生になり、もう「子連れ」
という感じでもなくなりました。
毎年海外へ行っていた影響が娘にどのくらいの影響があったかはわかりませんが、
旅行記の中でもわかりますように、いろんなものに目を輝かせる好奇心旺盛な子に育ちました。
今年の春から希望の工学系に進み、将来は再生エネルギーのことなど、地球環境のことを
考えていきたいと夢を語っています。少なからず、あちこち旅行して見せたり体験させたり
したことが、影響があったのではないかなあと思っておりますが、最終的に
どうなるかはわかりません。
しかし、親の立場からいうと、「子連れ旅行、ひたすら楽しかった!」んです。
思ったように反応がなかったり、反応するのそこ?って思ったり予想外のことも多々あり、
帰ってから家族で、「これってあそこのあれみたいだね」って話すのもすごく楽しい。
「子供の目を借りて」旅行するのは、実は大人の視界もぱああっと広がって、
例えて言うなら、スリランカのシーギリヤロックや、ザイオンのエンジェルスランディングから
見た景色のように遠くまで見渡せました。自分の中になかった景色を見た感覚です。
海外旅行初心者だった我が家が、えいっと海の向こうへ踏み出してよかった。
「子どもには、極上の日常を。
そして、時々、とびっきりの非日常を。
その遠いどこかで感じたことが、私たちの感性に役立つことを願いつつ。」
参考になったかはわかりませんが、これを見た皆様の旅が、
安全で楽しいものになりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
2019年9月
- - - もくじ - - -
1日目 出発〜サンフランシスコ到着
2日目 シリコンバレーとマラソンエキシビ会場&友人と食事
3日目 スヌーピー博物館
4日目 サンフランシスコマラソン!&ラスベガスでシルクドソレイユOを観る
5日目 ラスベガス観光
6日目 モニュメントバレーへ
7日目 みづとお別れ モギダグウェイ | 素晴らしい道UT95
8日目 ポートランドに向かってひたすら北上
9日目 ポートランド到着
10日目 楽しすぎる!ポートランド
11日目 I-5(インターステーツ5号線)を南下
12日目 マウントシャスタ〜サンフランシスコ到着〜帰国 おまけ みづホームステイの様子
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